綾川ちゆきの「0721が好きすぎて」

よっすよっす！
喉が痛くて眠れないので
ビアン向け風俗レポの一部を
続きから読めるようにします〜

最初の部分だけなので、気になる方は
頒布開始をお待ちくださいませね。

ではどうぞ！ ３月某日
私はまた難波の喫茶店にいた。
そう、また彼女に会いに来たのだ。
NANAさん（仮名）に。



朝７時に
「今日はよろしくお願いします」
とメールした。
抜かりない。


洗濯と洗い物も済ませ、家を出た。
抜かりない。


９時半にきっちり喫茶店についた。
抜かりなさすぎて怖い。


前と同じのトイレに近い一番奥の席に座る。
2回目の服装は、グレーのパーカーにベージュのスカート
パーカーの下にはグリーンのトップスを着て
黒いバレエシューズを履いている。


花粉がひどく、カラオケに行けそうになかったので
１２０分男子禁制のカフェに行くのと
１２０分プレイをする計画だ。


電車の中で、カフェの営業時間を見てショックを受けた。
なんと１２時から開店なのだ。
抜かりなさすぎ、というのは完全にフラグであった。


私としては、まずカフェでキャッキャウフフとおしゃべりしてから
ホテルに行きたかったのだが。
それは仕方がない。


そのカフェは日本に唯一の男子禁制女性専用のカフェである。
ググればすぐに出てくるが、ぼかしておく。


前回不安のあまり４ページほど不安を書きなぐった
マイノートには、半ページだけ記入があった。


カフェの開店時間を確認していなかったこと
洗濯と洗い物をする心の余裕があったこと
２２：３０に寝て６：００に起きたから前より良いということ
攻めたいけどちゃんとできるか、という不安
前回に比べて不安の数が少なめであった。
よかった。


１0時。
喫茶店の外に出る。
少し肌寒いが、コートを着るほどではない。
曇り空、私の住んでいる場所では雨は降らないといっていたが、
難波はどうだろう。


すぐにマスクを着用したNANAさんに会えた。
笑顔がマスクを着けていても眩しい。
黒のダウンコートにベージュのスカート
黒いタイツに青色のソックス。
相変わらず綺麗な人である。


きっと寒がりなのだろう、春先は着るものに困るよねと話した。
手を繋いで歩き出す。


前も思ったが歩くのが早い。
だが、前と違って今日は手を繋いでいるので私も
引っ張られるようにぐんぐん進める。
歩くの早いと移動時間が短くていいな、と思いながら
近況報告。


私が仕事を辞めることや、最近読んだ本など
パッパッパッと話題が展開していく。
こういうスピード感も必要なのだろうな。
私などは頭の回転が早くないので、
ついていくのに精一杯だが、
きっとこのテンポがなければ
制限時間のある関係である今の関係は
仲良くなりづらいのだろう。


１２時開店のカフェに近い方のラブホテルに入る。
ラブホテルに入るときに
「歩くの早くなかった？」
と言われ、笑いそうになるがこらえた。
「ううん、大丈夫」
足早い自覚あるんだなあ。
ゆっくり歩くと時間稼ぎと思われたりするんだろうか。
考えすぎか。